クラッシーと出会うまでは、家事代行サービスについては全くと言っていいほど知りませんでした。事務職に就きたいと思っていたので、コンシェルジェがどういった仕事をするのかも想像できませんでした。しかしながら、面接の時にコンシェルジェという仕事に興味を持つと同時に、家事や育児など生活総合支援サービスの価値を高め、それを産業化しようとするクラッシーという会社にも大きな可能性を感じて、一気に惹き込まれたのがきっかけです。そして誰かの役に立つような仕事がしたいというシンプルな動機もあって、入社を決意しました。
コンシェルジェとして、スタッフと共にお客様に満足いただける家事サービスの提供を目指して、日々様々な生活のお困りごとに向き合っています。掃除、洗濯、料理、シッター、介助、力仕事、電気配線、趣味のサポートなど、家事とひと言でいっても多種多様です。家庭の数だけ暮らしがあり、それぞれの生活スタイルがあり、家庭によって必要な家事サポートのカタチもすべて違います。だからこそ、私たちのサービスは画一的になってはいけない、すべての暮らしや生活スタイルに寄り添うサービスのあり方を考え、実践していかなければならないと考えています。
お客様には安心して暮らしのことをお任せいただけるように、「正直に、まっすぐに、はっきりと、分かりやすく」を心がけています。スタッフに対しても同じです。スタッフとの絶妙なチームワークがなければ、サービスそのものが成り立ちません。私たちコンシェルジェ、お客様、スタッフの3者が信頼の絆で結ばれ、そこに良質な家事サービスが介在することで、最終的にはお客様の暮らしのクオリティが上がる。そんな展開が次々と生まれるよう、日々真心を尽くしています。
スタッフが仕事にやりがいをもってくれた時、お客様が喜んでくださった時、心の底から嬉しく思います。私たちの仕事は、言われたことをただやるということではなく、そこには「想い」というものがとても大きく関わっています。日々のサービスの中でも、スタッフがお客様のことを心から考えているから浮き彫りになる「気づき」があります。この気づきこそが、さらに大きなやりがいを生むのです。
お客様の満足につながる心のこもったサービスとは何かを常に考え、気づいたら実践して、ちょっとしたサプライズを与えたいと思っています。例えばメニューをお任せいただいているお料理サービスでは、お食事を召し上がられるお年頃の女の子のために、お好みのメニューを調べたり、カフェで人気のメニューを真似てみたり、料理研究をしてみたり等々、サービス中ではない時もお客様の喜ぶ顔を想い浮かべて、アンテナを張っていたりします。そうすることで、お客様の満足度も上がり、笑顔も生まれ、そしてお互いに精神的にも満たされます。労力も時間もかかりますが、それを貫けば最終的には幸せな時間を共有できることになり、私たちのやりがいは最大化するのです。
私たちコンシェルジェは、お客様の表情や佇まいや話し方、また暮らし方など様々なポイントから、多彩な情報をキャッチします。そして何を欲しているのか?どんなサービスがお好みなのか?など色々な思いをめぐらせて、サービスクオリティを上げるための努力をします。コンシェルジェとしてのプロ意識は年々高まっていると思います。また、それはスタッフも同様で、彼女たちを巻き込みながら、ともにプロとしての仕事の質を上げよう!と、常に真剣に向き合い、レベルアップを目指しています。
仕事を通じて、成長できることです。コンシェルジェの日常は、イコール人間力を磨き続けることだと私は考えています。知識力、企画力、提案力、コミュニケーション力、マネジメント力、そしてお客様の想いへの共感力、優しさ、思いやり、暮らしのセンス等々、仕事に真剣に向き合えば向き合うほど磨かれるスキルの数々。ここで働き、生きること自体に今、私は大きな魅力を感じています。